
「今日も頑張ったね」って、自分に言えてますか?
毎朝、早起きして子どもの支度をして、朝食準備、保育園に送る。その後は職場で患者さんのケアに全力を注ぎ、家に帰れば、夕飯の支度・お風呂・寝かしつけ。
一日が終わるころには、体も心もクタクタで、気づけば自分のことは後回し。
それでもあなたは、毎日ちゃんとやり遂げている。
それって、本当にすごいことなんです。
でも、忙しさの中でつい「私、ちゃんとできてないかも…」「他のママたちはもっと上手にやってるのに」と、自分にダメ出しばかりしていませんか?
そんなときこそ、思い出してほしいんです。
「よく頑張ってるね」って、自分自身に言ってあげること。
この記事では、「もう辞めたい」と感じたときに、あなたの心をそっと守るための5つの方法をご紹介します。
まずは深呼吸。そして、今日ここまでやってきた自分を、ちゃんとほめてあげましょう。
【本題】心を守る5つの方法
1. 「できなかったこと」より、「今日できたこと」に目を向けよう
自分を責めるより、今日の“がんばり”をひとつずつ認める習慣を。
2. 完璧じゃなくていい。70点の自分を「よくやったね」と認めよう
子育ても仕事も全部100点なんて無理。ほどよい手抜きは愛情の証。
3. ひとりの時間=心のガソリン。5分でも“自分のためだけ”に使ってみよう
お茶を飲む、音楽を聴く、スマホを置いてぼーっとする時間の大切さ。
4. 「私、頑張ってるよね」って言葉にしてみる
誰かに褒めてもらえなくても、自分で自分をねぎらう力を育てよう。
5. 辞めたっていい。環境を変えるのも“自分を大事にする”選択のひとつ
限界を感じるなら、逃げずに“自分の味方”になろう。
1. 「できなかったこと」より、「今日できたこと」に目を向けよう
「あれもできなかった」「またイライラしてしまった」「子どもに優しくできなかった」
1日の終わりに思い出すのは、なぜか“できなかったこと”ばかり。反省のつもりでも、実はそれ、自分をじわじわと追い込んでいるかもしれません。
でも、ちょっと考えてみてください。
今日あなたは、朝ちゃんと起きて、子どものごはんを用意して、仕事に行って、患者さんのケアをして、帰ってきてごはんを作って、寝かしつけまでしたんです。
それだけで、十分すごい。立派です。
1日を振り返るときは、ぜひ「できたこと探し」をしてみてください。
どんな小さなことでもOKです。むしろ、そういう小さな「できた」が、毎日の自信になっていきます。そして、忘れないでほしいのは、「できたことに目を向ける自分」もまた、前向きに頑張っている証拠だということ。
今日もたくさん頑張ったあなたに、「よくやったね」って、そっと声をかけてあげてください。
2. 完璧じゃなくていい。70点の自分を「よくやったね」と認めよう
「もっと丁寧に子どもと向き合いたい」
「家事も育児も手を抜かずにこなしたい」
「職場では、迷惑をかけたくない」
そんなふうに思っているママナースは、本当に真面目で優しい人です。
でもその「ちゃんとしなきゃ」「完璧でいなきゃ」が、あなた自身を一番苦しめてはいませんか?
看護師として、母として、女性として…
すべてを完璧にやろうとするなんて、無理があるんです。
だから、どうか自分にこう言ってあげてください。
「今日は70点くらいだったけど、よく頑張ったね」って。
お惣菜を使っても、洗濯物を畳まなくても、テレビ育児の日があっても大丈夫。
あなたが頑張っていることに変わりはありません。
むしろ「70点でも上出来!」と認められることが、自分を追い詰めないコツです。
人にとって優しくあろうとするなら、まずは自分に優しくあること。
少しくらい手を抜いても、ママとしてもナースとしても、あなたの価値は何も変わりません。
3. ひとりの時間=心のガソリン。5分でも“自分のためだけ”に使ってみよう
朝起きてから夜寝るまで、子どもと職場と家事のことで頭がいっぱい。
ママナースの毎日は、とにかく「自分以外の誰かのため」に動き続けている時間ばかりです。そんな日々の中で、自分のためだけに使う時間、どれくらいありますか?
ほんの5分でいいんです。
たった数分でも、「私のための時間」を意識的に持つことで、心がふっと軽くなることがあります。
それは、忙しさの中で消耗した心に、そっとガソリンをつぎなおしてあげることが必要です。
自分を大切にすることは、わがままじゃありません。
むしろそれは、家族のために、仕事を続けるために、自分を整える“土台”づくりなんです。
「今、この時間は私だけのもの」
そう思える瞬間を、どうか毎日の中にちょっとだけでも作ってみてくださいね。
4. 「私、頑張ってるよね」って言葉にしてみる
子どものため、職場のため、家族のために頑張っているのに、それを誰も見てくれない、誰も褒めてくれない。そんな日もありますよね。
本当は「よくやってるね」って、たった一言で救われることもあるのに。
でも、現実には誰も言ってくれない日もあります。
だからこそ、大事なのは 「自分で自分を認める力」 です。
ふとした瞬間に、こんなふうに言葉にしてみてください。
声に出さなくても、心の中でつぶやくだけでも大丈夫。
最初は照れくさいかもしれませんが、慣れてくるとだんだん心がほぐれてきます。
他人の評価ではなく、自分自身の言葉で自分を認めること。
それは、疲れた心を回復させる、とても大切なセルフケアです。
どんなに小さなことでもいいんです。
「私、頑張ってるよね」って、今日もあなた自身に優しい声をかけてあげてください。
5. 辞めたっていい。環境を変えるのも“自分を大事にする”選択のひとつ
「もう限界かも…」そう思っても、「辞めるなんて甘えかな」「周りに迷惑をかけるかも」と、自分の気持ちを押し殺してしまうこと、ありませんか?
「辞めたい」と思うことは、甘えではありません。
そして、仕事を辞めることは、逃げることでもありません。
あなたが毎日、ここまで頑張ってきたこと自体が、もう十分すごいこと。
心や体が限界に近づいているなら、それはもう「休む」や「変える」タイミングのサインかもしれません。
もちろん、今すぐ決断しなくてもいいんです。
でも、「他にも選択肢があるんだ」と知るだけで、心が少し楽になることもあります。
- もっと働き方に柔軟な職場に変える
- 一時的にパートに切り替える
- 一度しっかり休む
すべては、自分の人生を大切にするための前向きな一歩です。
そしてその選択は、あなた自身だけでなく、子どもや家族を守ることにもつながっていきます。
「もう辞めたい…」そう思ったときは、どうか自分にこう問いかけてみてください。
「今の私が、本当に望んでいることは何だろう?」
答えが出なくても大丈夫。少しずつ、自分の心の声を聞いていきましょう。
【まとめ】今日もあなたは、よくやってる
子育てに仕事に、毎日全力で頑張るママナースのみなさん、本当にお疲れさまです。
「もう辞めたい」と思う瞬間があっても、それは決して弱さではありません。むしろ、頑張りすぎているあなたの心が発しているサインです。
今日ここまでやってきた自分を、どうかまずは認めて、ほめてあげてください。
完璧じゃなくても、70点でも、5分のひとり時間があっても、それは全部「頑張ってる証拠」です。
もし心が苦しいときは、この5つの方法を思い出してください。
少しずつ、自分のペースで、自分を大切にしながら歩んでいきましょう。
もし「環境を変えたい」「もっと働きやすい職場を探したい」と思ったら
転職は決して後ろ向きな選択ではなく、あなた自身と家族の幸せを守るための大切な一歩です。
ママナースに理解があり、子育てと両立しやすい求人を多く扱う転職サービスを利用するのがおすすめです。
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